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56-IS-2(2)

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サフを吹いてシャドー吹いてから基本色を塗りました。
今回はクレオスの4BOに色の元のシアンを混ぜて青っぽい緑にたものを塗りました。
しかしまあ、こうやって塗っただけだとディテールが甘くて乏しいのがよくわかります、最低限のポイントは抑えてあるので貧相とまでは言いませんが……。
ちなみに右の小さいのは以前塗った同じイタレリの1/100のIS-3です。塗装をはがしてJS-2と一緒に塗り直してみるつもりです。
しかし、比べて見るとこっちの方がサイズに対しての情報量濃いような気がしますね。モールドもこっちのほうがシャープですし。

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ディテールをくっきり目立たせるためにドライブラシをやりました。
ドライブラシというとエナメルとかを使うもんですが、今回はタミヤのアクリルにリターダーを混ぜたものを使いました。
ドライブラシは古典的技法でもありますが、こういう昔のようなディテールが甘いキットに使うと効果抜群ですね。
塗り分け、チッピング、一部の墨入れとマーキングまで済ませましたが、これぐらいならいいんじゃない?って思える程度にまでなりました。
それとこのキット、部品は三流もいいとこですが、デカールは一流です。すごく貼りやすくて印刷がきれいで馴染みます。


デカールを乾燥させたら保護にクリアー塗ってまた軽くウォッシングとかやってみたいです。ではではノシ
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| 56-IS-2 | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

56-IS-2(1)


キットレビューというか寄り道です。
カロリーが高いキットやりたくないので1/56という珍しいスケールのイタレリのキットを買ってきました。
このスケールはゲームのコマらしく組み立てが簡単と聞きましたがはてさてどうなんでしょう?

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内容はこんな感じです。
ランナー2枚とすごくパーツ数は少ないです。
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足回りなんてこんな部品一発です。
履帯含めて片側7パーツほどで構成されています。

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キットの出来自体は…、タミヤとか見慣れていると厳しいかもしれません。
型の表面処理がいい加減で銃座の付け根にエンドミルの目、しかもビビりが発生した物らしき跡が残っていたり、隙間だらけになったりとお世辞にも褒められません。

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まあ、それでも形にならないってことはないのである程度作れる人には部品数も少なくて簡単かもしれません。
ただ、初心者にはとてもじゃないけど勧められませんが。
ちなみに砲塔は隙間を埋めるついでに溶接跡と鋳造表現を追加しています。

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ディテールは細かいこと言うなってレベルですが、足回りの大胆な省略も意外と気になりません。
むしろ履帯の表現がプラ部品の分割のわりに立体感に乏しいのが気になるかもしれません。

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56ってどれぐらいの大きさ?ってことでタミヤの48と比較です。
ぶっちゃけちゃいますと部品数は少ないですがかかる手間と満足感のバランス考えると、タミヤの48かもっと小さいスケールの物を買った方が良いかと思います。
値段も税込みだと3950円と内容に対してかなり厳しい目を向けざるおえない物ですし、マニア向けのアイテムだと思います。
1000円ぐらいならこういうのもアリだよねって言えるんですが…。

| 56-IS-2 | 19:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

32-ニッサンR34スカイラインGT-R(1・完成)

時々発作的にやりたくなる楽プラとかそういうのシリーズです。
今回は34GT-Rのカスタムホイールバージョンです。
カーモデルで一番面倒なボディーの塗装は手を付けないで部分塗装で完成を目指します。
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ということでまず内装は見える範囲内でそれっぽく塗ります。

見切れていますが今回は車高調整にちょっと力を入れました。
最近の楽プラは標準車高とシャコタンで作り分けられるようになってますが、標準はリフトアップ状態、シャコタンはサスが抜けてる状態で極端なので、ちょうどいい塩梅を目指しました。
やりかたとしては標準車高の状態でシャフトの下に0.8㎜のプラ棒を挟み込んでタイヤを無理やり上に上げただけです。
ついでにタイヤとフェンダーと面を合わせるために左右に1㎜のプラ板を挟んでいますが、手間としては何もしてないと同じなのにバッチリな具合になりました。

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あとbeforeが無いですがマフラーの造形がいい加減だったので真鍮パイプで新造しました。
あんまり手を加える物じゃないのですが、見えるところだったので決めるポイントとしてやりました。

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ウイングは真鍮メッシュを型紙にしてカーボン風塗装を目指してみたんですが…、このあとクリアー掛けたらよくわからなくなりました。

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ウィンドウは裏はキットのシールをマスキングシートに、表はちまちまマスキングテープを貼って塗装しました。
このシリーズ、塗装しようとするとピラーとワイパーがごっちゃになってるここが難関かと思います。

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ライトやグリルも塗装します。
リアライトは中央のアンバーの塗装順序がまずくてよくわからなくなってしまいましたね。
この手の塗分け順序をよくわかってなかったので失敗しました。

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で、完成したのがこんな感じです。
ボディーは塗装してないのですがつやを増そうとクリアー吹いたら、この高温で塗料の溶剤が超速で抜けて梨地になってしまったのでちょっと研ぎ出ししています。
おかげで小傷が多くて塗装もしてないので樹脂っぽい質感で微妙になってしまいました。

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ちょっといじった車高とマフラーはいい感じになっております。
車高は下げただけじゃなくてちょっとキャンパー付けたので、より走り屋仕様っぽくなったのがお気に入りです。

| 32-ニッサンR34スカイラインGT-R | 22:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

?-Ki84 疾風(11・完成)

残っていたベースも作ります。
メイン部分は100均の木製小皿を裏返して使うとして、その上にスチレンボードでちょっとしたジオラマ風の物を仕立てます。

3㎜のスチレンボードを3枚ほど切り出して、一枚は下のメインベースに、2枚をいい感じに切り貼りして山っぽい地形にします。
山の方はモデリングペーストを筆で叩きつけてそれらしいテクスチャーをつけてから500番のサフでメインともども目止めしています。

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途中の写真撮り忘れてしまいましたが、メインベースは黒立ち上げで青色(隠し味でちょっと赤)を塗り重ねて、ジェルメディウムを筆でトントン乗せて海面っぽくしました。
山の方はサンド系のタミヤアクリルを乗せて、ターフを水面とのふちを残しながらつけて森と崖にします。さらにタミヤアクリルで森の色に変化をつけています。
海と山を接着したら仕上げにモデリングペーストを少量、海と崖の淵に塗りこんでいき、接着面の隙間の誤魔化しを兼ねた白波の表現としました。


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ということで完成です。
やりたいことを思いつきでどんどん重ねていきましたが、それなりに形になったのでよかったです。

なんだかんだ1年近く弄り回していましたがいろいろスキルアップにもなりました。ではではノシ

| ?-Ki84 疾風 | 19:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

?-Ki84 疾風(10)

汚し編です。
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まずはピンウォッシュ、ドッティングついでにドライブラシのAFV系汚し3点セットです。
ドライブラシはラインが汚くなってあんまり飛行機に使うもんじゃないと思っていますが、今回はくどい塗装を目指していたのでいれました。

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つづいて緑でフィルタリングして、さらに青や黄色や茶色の油彩を筆で飛ばしてぼかして効果が薄まったドライブラシをもう一度。
さらにペイントマーカーのクロムシルバーでチッピングです。
チッピングはスポンジと筆両方使っています。

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仕上げに排気管と銃口のすす汚れをエアブラシで描いて、排気管にパステルとウエザリングカラーで色をつけました。

やりすぎってぐらい汚くしてみましたが、これぐらいやっておけばフィギュアを添えてプロペラ回したときに映えるでしょう。
追伸:いっしょに飾る予定だったガシャポンのB-29、塗装をはがそうとしたら溶けて消えました。
ではではノシ

| ?-Ki84 疾風 | 19:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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